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田舎暮らしの現実 epsode6:コミュニティ
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田舎暮らしの現実 とうとう最後の章です
epsode6:コミュニティ
田舎でもサラリーマンの人がいて地区の活動が土日に組まれる
私は週末帰宅をしているので 地区行事がある時は神経を使います
区の行事は春祭りに始まり 秋祭りで終わり
その間に常会を開催して 区民に連絡事項を伝えたり
物事の決定をしていきます
お盆の薬師供養 期末に総会を開き引継ぎを行う(任期2年)
それから夏秋の市道清掃(草刈り)
あらかじめ市清掃日より前に 自分の土地のかかる道路の草刈りは
済ましておく暗黙のルールがある
市役所からの情報は区長→班長→区民と伝達されるが
中には班に加わりたくない人がいるが この方には区長が伝達する
この方は班のなかでいざこざがあったものと思う
区に入りたくない人は市役所から情報伝達される
このように区から外れる人は 例えば
市道清掃活動の出不足金を徴収が不満だったから
このようなことは田舎に限らずあると思う
昔から村八分という言葉も存在する
役職は区長、区長代理(公民館会計)、宮総代、
班長、通信員、神官賄いなどで下のクラスは経験してきた
2~3年内に上のクラスが回ってくる
地下水をくみ上げて簡易水道を敷設しており
水道組合を作って運営している
個人で地下水をくみ上げている人もいて
区民 ≠ 水道組合員
これも組合長、会計、班内で回り番で検針員になる 検針員は経験した
これは8月にタンク清掃をして 総会を開き引継ぎを行う(任期2年)
当地区には3つの灌漑方法の水田がある
1つは高低差を活かした水路供給である 古田(コタ)と呼んでいる
取水から水路の管理事務所との連絡役が
水路清掃(草刈り、泥上げ)日程や水の時間割に決めたりする
これも回り番である
水田は保有するも管理事務所から外れている方もいるで
区民 ≠ 灌漑水路組合員
二拠点生活を始めた頃は清掃活動に参加していたが
以下のように不使用になり作業が無くなった
ポンプで揚水する灌漑タイプのパイロットライン
当家も含む4軒で始めたもので途中の配管破れ発生
その後補修せず灌漑が出来なくなった
パイロットラインの2年後全体で起こした構造改善事業ラインは
現在不使用で取水口や取水口までの道の清掃作業は行われていない
以上のように古田を含み休耕田となった水田は
区民の畜産農家が借り上げて牧草栽培地となっている
国から転作補助金が支払われているが
以下の中山間集落協定の補助金と同じように
水田として使用できない状況では補助対象から外されそうである
中山間集落協定という会があり 国から水田の維持管理するための
補助金の使い方を決定していく
これまでは古田、パイロットライン、構造改善事業ラインが
補助金対象になっていたが
本年から国の方針で活用されていない水田は除外され
当家はこの協定メンバーから外れた
菩提寺寄付金集めこれも回り番で来る
これは菩提寺の収入源であり活動は継続されている
お彼岸にお寺さんにお参りする方は減っている
同氏(うじ)統一墓清掃 回り番で世話役となり
先行して共通部分の清掃をしておいて 8/7に全員で清掃後
ちょっとした慰労会を開いていた
最近はバラバラになっていて
私がこれまで通り8/7に清掃にいくと他家は清掃が済んでいる
二拠点生活を始めた頃あった 環境保全会議は
国からの環境保全活動に対して補助が出るものだが
人件費のみの支出しか認められず
新しく補助金申請するのを区として止めた
班内の組合費集め 農業収入が年1回か2回で
支払いに困った時代に始められたことで
毎月積み立てて「区費」「お日待」「庚申様」「会い年始」
の費用にあてる仕組みも中止になった
正月「会い年始」と言って元旦9時から 地区の中間点に集まり
長老が新年のあいさつをして いりこをつまみにお神酒を頂き
みかんを貰って帰る
これは子供のころからサラリーマン時代も含めて促されて
2000年問題 (1999/12/31から2000/1/1に変わる時点で
機械や装置の時刻が狂い誤動作するという都市伝説)で
徹夜(妻に代行してもらった)した以外は参加している
以上 定年退職して父母のお世話で始めた田舎暮らし
父の施設入所で転機は向かえましたが
二拠点生活の継続か?通いか?
クリ栽培・シイタケ栽培・休耕田の管理 土地・建物・お墓の管理、
そしてキャンデラ・プロジェクトの 外部パートナーの一人として
お仕事のお受け(ご希望に応える納期、品質への維持できる限り)
地区にお世話になったお返しの地区の役割への取り組み
通知表の寸評にあった、会社の自己PRで書いた
「 コツコツ努力する 」 頑張っていきたいと思います